Effaceur d'encre a deux elements
专利摘要:
公开号:WO1980000350A1 申请号:PCT/JP1979/000205 申请日:1979-08-03 公开日:1980-03-06 发明作者:Z Iijima 申请人:Adger Kogyo Co Ltd;Z Iijima; IPC主号:C09D9-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 [0002] 2 要素 型 イ ン ク 消 し 技術分野 [0003] 本発明は広くはイ ンク消しおよびそれを用いるィ ンク字の消去方 法に関する。 特に、 本発明は第 1要素として塩酸を.含む液と、 第 2 要素と して、 塩酸と反応して塩素を発生させることのできる酸化剤 を含む水性溶液とを包含する 2要素型ィ ンク消しに関する。 [0004] 背景技術 [0005] 従来、 2要素型のイ ン 消しとしては、 次亜塩素酸塩を含む第 1 液と、 次亜塩素酸塩の漂白作用を消去させるたとえばシユウ酸 .ど の還元剤を含む第 2液との組合せが一般的に採用されてきた。 しか しながら、 このようなイ ンク消しは、 次亜塩素酸塩に由来する遊離 アルカ リ のため、 紙面のィ ンク消し塗布部が黄色化した ]9品質低下 が起るなどの問題がある。 - 発明の開示 [0006] 本発明によ ])、 第 1要素と して、 塩酸を含む液と、 第 2要素とし て、 塩酸と反応し塩素を発生させることのできる酸化剤を含む水性 溶液とを包含する 2要素型ィ ンク消しが提供される。 [0007] 本発明の他面において、 上記した 2つの要素を用いるイ ンク字の 消去方法が提供される。 [0008] 本発明のィ ンク消しにおける第 1要素は、 塩酸を含む液である。 この第 1要素液中の塩化水素濃度は特に制約されないが、 通常 1~35 重量 、 好ま しくは 5 ~ 2 5重量 である。 [0009] イ ンクに含まれる油分を溶解させて、 これによ ]3イ ンクの色素の 塩素による化学分解を促進させるために、 この第 1要素液中に有機 可溶化剤を加えることが望ま しい。 これは消去すべきィ ンク字が油 性ィ ンクで書かれたものである場合に特に効果的である。 有機可溶 化剤としては、 水に溶解も しくは水と混和し、 イ ンク の油分を可溶 化し得るものであれば任意である力 その具体例を示すと、 アルキ ルベ ンゼンスルホ ン酸ソ -ダ、 ボ リ ア ルキ レ ン グ リ コ - ルァルキル エ - テル、 ポリ アルキ レングリ コ - ルアルキルェ - テル硫酸塩 ど の界面活性剤、 アルキ レ ングリ コ - ル、 ポ リ アルキ レ ングリ コ - ル ア ルキ レ ング リ コ - ルモノ アルキルェ - テル、 ジアルキルホルム ァ ミ ド、 ジォキサン ¾どの水溶性'有機溶剤が挙げられる。 [0010] これらの水溶性有機溶剤のうち、 一般式 [0011] HOCH 2 CH2 OR [0012] (式中 IIは炭素数 1 ~ 1 2のアルキル基である )で示されるセ ロ ソルブの使用が特に好適である。 これらの有機可溶化剤の第 1要素 溶液中濃度は通常 1 〜 5 0重量 、 好ま しくは 2' ~ 2 0重量 であ る O [0013] 有機可溶化剤の他に、 第 1要素液中には、 ト リ ク ロ.口ヱチ レン、 テ ト ラクロ 口 エチ レ ンなどのハロゲン化炭化水素を油分の可溶化を 促進させる目的で 1 ~ 3 0重量 含有せしめることができる。 [0014] また、 第 1要素液中には、 グ リ セ リ ン、 アルキ レン グ リ コ - ルな どの乾燥防止剤を 1 〜 1 5重量 含有させることができる。 [0015] 本発明のイ ンク消しの第 2要素は、 塩酸と反応し塩素を発生させ ることのできる酸化剤を含む水性溶液である。 酸化剤としては、 重 ク ロ ム酸塩、 過マンガン酸塩、 酸化鉛(ΙΌ、 ビスマス酸塩などが挙 げられる。 また、 次亜塩素酸塩や亜塩素酸塩も使用可能である。 こ れらの酸化剤はいずれも塩酸と反応して塩素を発生することが知 れている。 たとえば過マンガン酸力 リ ウムを用いた場合の反応は次 の通])である。 [0016] [0017] → 2 Mn C 12 + 2 KC 1 + 8 H 20 + 5 C 12 第 2要素液中の酸化剤の濃度は通常 0 . 5 ~ 40 重量 、 好ま し くは 1 ~ 1 5重量 の範囲である。 この第 2要素液中にも、 必要'に 応じ、 前記第 1要素液に関して示した、 有機可溶化剤、 油分の可溶 化促進剤、 乾燥防止剤 どの添加剤を含有せしめることができる。 各添加剤の含有量は前述のと う ]3である。 [0018] 本発明のイ ンク消 しによ 、 イ ンクで記載した文字や画線を消去 するには、 まず、 第 1要素液を消去すべき部分に塗布し、 次に第 1 要素液が乾燥する前に第 2要素液を塗布する。 これによ J9 イ ンクの 色素は両液の反応によ 発生する発生期の塩素によ ]9酸化分解され、 文字や画線は消去される。 もちろん第 2要素液を先に塗布し、 次に 第 1要素液を塗布することによつても消去は可能である。 いずれの 場合にも、 前記した有機可溶化剤、 可溶促進剤は、 先に塗布する液 に含ませて置く ことが字消し効果を高める上で望ま しい。 ' [0019] OMPI [0020] W1PO このよ うに本発明のイ ンク消しは、 イ ンクの色素の分解、 脱色の ために、 発生期塩素の作用を利用するものであるから、 イ ンク字は 短時間に効果的に消去される。 更に、 酸化剤のアルカリ性は塩酸に よ ] 中和されるので、 紙面の黄色化、 品質低下の問題は無い。 [0021] 本発明のイ ンク消しは、 万年筆、 サイ ンペン、 ボ- ルベン、 マ -. 力 - ペ ン、 フ ェル ト ペンなどの筆記具に用いられる、 各種有機染料 を含むイ ンク に適用される。 このよ うな有機染料としては、 - ト ロ ソ染料、 ニ ト ロ染料、 ァゾ染料、 スチルベン染料、 ジフ エニルメタ ン染料、 ト リ ァ リ -ルメ タ ン染料、 ザンセ ン染料、 アタ リ ジン染料、 キノ リ ン染料、 メ チ ン染料、 ボリ メ チ ン染料、 チアゾ - ル染料、 ィ ンダ ミ ン染料、 イ ン ドフエノ -ル染料、 ァジン染料、 ォキサジン染 料、 チアジン染料、 硫化染料、 ア ミ ノ ケ ト ン染料、 ォキ シケ ト ン染 料、 ア ン ト ラ キノ ン染料、 イ ンジゴィ ド染料、 フ タ ロ シアニ ン染料 などが例として挙げられる。 また、 フ タ レ イ ン系指示薬、 スルホ ン フ タレイ ン系指示薬、 ベン'ゼイ ン系指示薬、 ァゾ系指示薬、 ト リ フ ェニルメタン系指示薬、 二 ト 口系指示薬のごとき各種酸塩基指示薬 ' を着色剤として含有するィ ンクに対しても本発明のィ ンク消しは適 用できる。 [0022] 本発明のィ ンク消しの第 1及び第 2要素の各液はそれぞれ別のガ ラ ス ビンなどの容器に収容し、 使用時にハケなどで塗布することが できるが、 フ ェル ト状、 繊維状、 多孔質状のペン先を有する筆記具 のリザ -バにイ ンクの替 j にそれぞれ収容し、 ベン先から消去すベ きィ ンク書き部分へ浸出させるよ うにすることもできる。 発明を実施するための最良の形態 [0023] 本発明は次の実施例によ 更に詳細に説明されるが、 本発明はこれらの 例示した態様にのみ限定されるものでは い。 [0024] 実施例 1 [0025] 第 1液及び第 2液として次の組成のものを調製した。 [0026] 第 1液: 濃度 15% の塩酸 85 m£+ブチルセ 口. ソ ルブ 5. +ポリ エ [0027] チレングリ コ -ル(分子量 200 ) 10 m& [0028] 第 2液: 水 90 w£+ ポリ エチレ ングリ コ -ル (分子量 200 )10JK [0029] +過マ ンガン酸カ リ ウ ム 3 ^ [0030] 次に、 市販の黒色及び赤色ボ -ルペ ンで書いた紙上の文字を、 第 [0031] 1液で すったのち、 更にその上に第 2液を塗布すると、 その文 字は消去された。 この よ うにして消去作業 れた紙面は、 乾燥し ても黄ばみを生じることはなく、 また消去部分に再び黒色及び赤 色ボ -ルペンで記載することができた。 [0032] 実施例 2 [0033] 第 1液及び第 2液として次の組成のものを調製した。 [0034] 第 1液 : 濃度 20% の塩酸 80 mi + ブチルセ 口 ソ ルブ + ポ リ エチ レングリ コ - ル (分子量 200) 10 mi [0035] 第 2液 : 水 90 + グリ セ リ ン 10 +重ク ロ ム酸カ リ ウ ム 5 9 次に、 第 1液及び第 2液を各々ペ ン型で使用するため、 各液をそ れぞれのサイ ンペンのィ ンク リ ザ -バの中綿に含浸させ、 ペン芯 よ ]9浸出するよ うにした。 [0036] 市販の黒色ボ -ルペ ンで書いた紙上の画線を第 1液を含有する [0037] OV.Pl A. WlPO ,¾· サイ ンペンで ¾すったのち、 次に第 2液を含有するサ イ ンペ ンで その上を更に塗布すると、 紙上の画線は消去された。 このよ うに して消去作業を実施した紙上は乾燥しても黄ばみを生ずることは ¾く、 消去した画線の紙上に再び黒色ボ- ルペ ンで記載すること ができた。 [0038] ¾施例 3 [0039] 第 1液及び第 2液と して次の組成のものを調製した。 [0040] 第 1液: 濃度 15 の塩酸 80 +ブチルセ口ソ ルブ 1 0 + ボ リ エチ レ ング リ コ - ル(分子量 200 ) 1 0 m£ [0041] 第 2液: 水 90 +ボ リ エチ レングリ コ - ル(分子量 200 ) 10^ [0042] +亜塩素酸ナ ト リ ウ ム 10 [0043] 次に、 市販の黒色ボ - ル ペ ン で書いた紙上の文字を第 1 液でなすったのち、 更にその上に第 2液を塗布すると、 紙上の文 字は消去された。 [0044] このようにして消去した紙面は乾燥しても黄ばみを生ずることは ¾く消去した文字の紙上に再び黒色ボ - ルペンで記载することが できた。 [0045] 産業上の利用可'能性 [0046] 本発明のイ ンク消しは、 塩酸と酸化剤との反応によ ])生じる発生 期の塩素の酸化作用を利用しているので、 万年筆、 サ イ ンペ ン、 ボ - ルペ ン、 フ ェ ル トペンなどの筆記具によ j 書かれたィ ンク字を容 易に消去し得る。 [0047] O.V WU
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲 1. 第 1要素と して塩酸を含む液と、 第 2要素と して塩酸と反応 して塩素を発生させることのできる酸化剤を含む水性溶液とを 包含する 2要素型ィ ンク消し。 2. 第 1要素液中の塩化水素濃度が 1 ~ 35重量 である請求の 範囲第 1項のィ ン ク消し q 3. 酸化剤が重ク ロ ム酸塩、 過マ ン ガ ン酸塩、 酸化鉛(17)、 ビス マ ス酸塩、 次亜塩素酸塩及び亜塩素酸塩の中から選ばれたメ ン バ -である請求の範囲第 1項のィ ンク消し。 4. 第 2要素液中の酸化剤含有量が 0.5 〜 40重量 である請求の 範囲第 1項のィ ンク消し。 5. 第 1要素液及び第 2要素液の少な く とも一方が、 ァルキルべ ンゼンスノレホ ン酸ソ -ダ、 ポリ ァ ノレキ レ ングリ コ ― ル了ノレキ ル ェ - テル、 ポリ アルキ レ ングリ ゴ - ルアルキルェ - テル硫酸塩、 ァノレキ レ ングリ コ - ノレ、 ポリ ア ルキ レ ングリ コ - ル、 ジァノレキ ルホルム ァ ミ ド及びジォキサ ンの中から選ばれた有機可溶剤を 1 ~ 50 重量 含む請求の範囲第 1項のィ ンク消し。 6. 有機可溶化剤が一般式 HOCH2CH2 OR (式中 Rは炭素数 1 ~ 12のアルキ ル基である )で示されるセ ロ ソ ルブである請求の範囲第 5項のイ ンク消し。 7. 第 1要素液及び第 2要素液の少なく とも一方が、 前記有機可 溶化剤に加え、 更にハ口ゲン化炭化水素を 1 ~30重量 含む請 i 求の範囲第 5項のイ ンク消し。 8. 第 1要素液及び第 2要素液の少な く とも一方が、 更にグリセ リ ンを含む請求の範囲第 1項、 第 5項又は第 7項のイ ンク消し。 9. 第 1要素液及び第 2要素液がそれぞれ別の、 繊維状ペン先を 5 有する筆記具のリザ -パ中に収容される請求の範囲第 1項のィ ンク消し。 10. ィ ンクで書.かれた字も しくは画線を消去する方法において、 イ ンク字も しくは画線に塩酸を含む液を塗布して処理部分とし、 次に塩酸と反応して塩素を発生させることのできる酸化剤を含 0 む水性溶液を該処理部に塗布することを特徵とする方法。 ΟΜΡ W1P
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同族专利:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1980-03-06| AK| Designated states|Designated state(s): CH DE GB US | 1980-03-06| AL| Designated countries for regional patents|Designated state(s): FR |
优先权:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
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